今回は、「名刺」の有効活用について、分かりやすく解説していきます。
異業種交流会で名刺交換をして仕事につなげたい方に役立つ内容ですよ。
名刺って本当に必要？
「名刺なんて時代遅れじゃない？」「SNSで連絡先交換すればいいんじゃない？」
こんな風に思っている人も多いかもしれません。
確かに、最近はSNSでの連絡先交換が主流になってきています。
でも、ビジネスの世界では、まだまだ名刺が重要な役割を果たしているんです。
名刺の本当の目的
名刺の目的って何だと思いますか？
単に連絡先を渡すこと？
実は、そうじゃないんです。
名刺の本当の目的は2つあります。
- 相手に覚えてもらうこと
- 次回の約束につなげること
つまり、名刺は単なる情報交換ツールではなく、ビジネスチャンスを作るための武器なんです。
名刺の2つのタイプ
実は、名刺には2種類あることをご存知でしたか？
- ブランディング名刺：人から紹介された時に使う
- 営業名刺：新規開拓のために使う
この2種類を使い分けることで、より効果的なビジネスコミュニケーションが可能になります。
ブランディング名刺しか渡さない人がほとんどですが、それでは新しい仕事にはつながりにくいでしょう。
捨てられない名刺を作ろう
良い名刺の定義って何でしょうか？
それは「捨てられにくい名刺」です。
名刺をもらって「ありがとうございます」と言われるくらい印象的な名刺を目指しましょう。
どうすれば捨てられない名刺が作れるのか、そのためのアイデアを紹介します。
- クレジットカードのようなデザイン
- クーポン付きの名刺
- 手紙風の名刺
- メッセージカード型の名刺
など、会話の引き出しになりそうな名刺や来店につなげるクーポンやチケットを入れることで、名刺をもらった人が次のアクションにつながる可能性が増えます。
営業用名刺に載せるべき情報
効果的な名刺には、以下の情報を載せるといいでしょう。
- サービスのコンセプト
- 営業品目（具体的な商品名やサービス名）
- ホームページやLINEへの繋げる特典とQRコード
- 顔写真（日にちが経っても忘れさせないため）
- 自己紹介（一言で表現）
- プロフィール（略歴）
- 仕事中の写真
- 実績の写真や声
特に、仕事中の写真や実績は、相手に安心感を与え、信頼を得るのに効果的です。
名刺のデザインのコツ
1. 色彩心理学を活用する
2. 業界に合わせた色を選ぶ
3. ターゲットに合わせた色を選ぶ
4. 文字の読みやすさを考慮する
5. 名刺の厚さは0.7mm以上にする（信頼感アップ！）
名刺を渡すときの自己紹介を用意しておく
名刺をただ渡すだけでなく、渡したときにどういう第一印象を残したいのか、自分は何者なのか、相手に覚えてもらうための口頭での自己紹介も併せて考えておくと名刺交換から集客への導線を作ることができます。
まとめ
名刺は、ビジネスの世界では今でも重要なツールです。
単なる連絡先交換ではなく、自分をアピールし、ビジネスチャンスを作るための武器として活用しましょう。
ブランディング名刺と営業名刺の2種類を使い分け、捨てられにくい印象的な名刺を作ることで、ビジネスの成功につながります。
就活や将来の起業に向けて、今から名刺の重要性を理解し、効果的な名刺作りを心がけてみてください。
デジタル時代でも紙の名刺はデジタル名刺には代われない役割があります。
自分らしさを表現できる名刺を作って、仕事に繋げてください。
1984年神奈川県足柄上郡生まれ。
大事なのは売上より利益です。脱・価格競争コンサルタントとして、できるだけ広告費を減らしながら売上を増やせる方法をお伝えしています。