今回はブランディングについてのお話です。
利益率を改善したい人は特に役に立つ内容だと思います。
脱・税理士の菅原先生のブログに、「ナンバーワン戦略の重要性」が書かれていました。
簡単に言えば、何でもいいからナンバーワンになると覚えてもらいやすいというものです。
実際、ユニバーサルマーケティングでは、ナンバーワンを広告に表記するだけで売上が2.5倍になった事例もあります。
ナンバーワン戦略のメリット
- 差別化によって売上や利益が増える
- 価格競争に巻き込まれず利益が増える
- 覚えてもらいやすい
- 選らんでもらいやすい
- 信頼性が上がる
- 業界の中で価格主導権を握れる
このようにナンバーワンになることはメリットしかありません。
菅原先生のブログには、具体的にどんなナンバーワンがあるのか、言及されていなかったので、僕の方で実例を交えてピックアップしました。
市場シェア関連のナンバーワン
- 業界内での市場シェア第一位
- 特定の地域での市場シェアが第一
- 特定の顧客セグメントでの利用率ナンバーワン
顧客満足度関連のナンバーワン
- 顧客満足度調査での業界ナンバーワン
- リピート率が高い企業第一位
- クレーム対応速度が速いの企業第一位
製品・サービス関連のナンバーワン
- 特定製品カテゴリーでの売上高ナンバーワン
- 最も革新的な製品を提供する企業としての評価獲得
- 特定技術分野での特許取得数がナンバーワン
- 特定の業界のアクティブユーザー数がナンバーワン
- 特定の期間の会員登録増加数ナンバーワン
- 特定の期間のWEBサイトのアクセス数がナンバーワン
- 楽天の特定のジャンルの販売数がナンバーワン
- amazonの特定のジャンルの販売数がナンバーワン
- Googleマップの同業者の中で口コミ数がナンバーワン
財務関連のナンバーワン
- 業界内での売上高ナンバーワン
- 利益率が最も高い企業
- 株価上昇率が最も高い企業
従業員関連のナンバーワン
- 従業員満足度が最も高い企業
- 従業員の平均年収が業界トップ
- 業界内で最も優秀な人材が集まる企業
- 離職率が最も低い企業
ブランド関連のナンバーワン
- ブランド認知度が最も高い企業
- 最も信頼される企業としての評価獲得
- SNSの中で特定のジャンルにおいてのフォロワー数がナンバーワン
- ある業界でのSNSのチャンネル登録者数ナンバーワン
社会貢献関連のナンバーワン
- CSR活動への投資額が最も多い企業
- 環境負荷削減率が最も高い企業
- 地域貢献度が最も高い企業としての評価獲得
ナンバーワンを謳う時の注意点
最近、根拠のないナンバーワン表記が問題になっています。
消費者庁から注意を受けることもありますので、客観的根拠としてデータを残すようにしましょう。
トラブルが起きないように注意することはもちろんですが、有事の際には貴社の盾となってくれるナンバーワン支援会社を選ぶことがリスクヘッジの基本です。
ナンバーワンマーケティングは社会で問題になるほど売上に効果的な手法です。
それゆえに悪用する企業が出てきてしまっていることも事実です。
目先の売上に捕らわれずに長期的なブランディング目線でナンバーワン支援会社を選ぶことをおすすめします。
1984年神奈川県足柄上郡生まれ。
大事なのは売上より利益です。脱・価格競争コンサルタントとして、できるだけ広告費を減らしながら売上を増やせる方法をお伝えしています。