今回は、個人ブランディングにつながる「情報発信のやり方」について、解説していきます。
特に、売上や利益に悩まれている経営者の皆さんに役立つ内容です。
お客さんが本当に見ているもの
みなさん、こんなことを考えたことはありませんか?
「良い商品さえ作れば、絶対に売れるはず!」
いい商品だけで売れる時代は終わってしまいました。
お客さんが本当に重視しているのは、
- 何を売るかよりも誰が売るか
- 何を言うかよりも誰が言うか
- 誰を紹介するかよりも誰に紹介されるか
つまり、人が大切なんです!
圧倒的な知名度はカテゴリーを超える
たとえば、僕より脱・税理士の菅原先生の方が圧倒的に知名度が上です。
このブログを書いている時点でチャンネル登録数70万人もいますから。
菅原先生はマーケティングの専門家ではなくお金の専門家ですが、僕がマーケティングを語るよりも菅原先生がマーケティングを語る方が人の心に刺さるでしょう。
人の心を動かすには「誰が言うか」がとても重要です。
そして人の心を動かせるのは知名度がもたらす「安心感」と「信頼感」です。
菅原先生のような圧倒的知名度を持つとお金→経営→マーケティングといったようにジャンルを越えて信頼を得られます。
そんな菅原先生の情報発信の第一歩は、ブログだったはずです。
コツコツブログを続けたからこそ、お客さんも集まり一緒に働いてくれる仲間も集まったそうです。
情報発信を始めるなら一点集中と継続
情報発信とブランディングで大切なのは、あれもこれもやろうとせず、一点集中すること。
そして、それを継続することです。
僕も昔副業で365日ブログを書いて副業で稼いでいました。
文章も構成も粗いブログでしたが、続ければ続けるほど効果がでました。
ブログだけでなくXもYouTubeも続けるほど売上に繋がる資産になります。
情報発信のテーマを決める
知名度を上げるには、情報発信が欠かせません。
でも、ただ発信すればいいわけじゃありません。
例えば、ドッグフードを売っているなら、犬を飼っている人たちに知ってもらう必要があります。
犬を飼っていない人に宣伝しても意味がありませんよね。
WEBの広告なら犬を飼っていない人にリーチしてしまうと広告費を無駄にしていることになります。
ところがそういう広告をたまに見かけます。
お金を捨てていることと同じことになってしまっているので、勿体ないから広告とめてあげてーと言いたくなります。
ブログを書くならテーマを決めることです。
その情報発信は誰のため?
テーマを決めるときに大事なのが、お客さんのために情報発信することです。
さらに具体的に言うと、あなたのお客さん候補になってくれそうな人がかかえている課題を解決することをテーマにすることです。
僕のブログのテーマは脱・価格競争なので、
- 集客方法
- お客さんニーズの調べ方
- コンセプト設計
- 見せ方
といった、売上や利益に悩む経営者の方向けに情報発信をしています。
誤った情報発信
よくやってしまいがちなのが、商品の良さをアピールするブログを書いてしまうことです。
まだあなが誰なのかよく知らない中で、商品の良さを押し売りされても、信頼がないので不信感につながります。
すぐに売上につなげたい気持ちはわかりますが、あなたはお客さんの立場だったらどうか考えてみてください。
道を歩いていたら、知らない人に商品の良さをアピールされても困りますよね。
だから商品のことは伝えてはいけません。
お客さん候補になってくれそうな人が悩んでいそうなことを解決できる方法を発信することです。
ブランディングに成功している人は皆さんそうしています。
社会関心がありそうなことにテーマを絞って、ただひたすらに情報発信をするんです。
関心があるのは、商品ではなく課題解決方法です。
それだけは絶対に守ってくださいね。
継続できる仕組みを作ること
情報発信は1日でできるものじゃありません。
毎日コツコツ続けることが大切です。
でも、無理しても続きません。
睡眠時間を削って働くには限界がありますからね。
そこで、継続できるよう仕組みが大事になってきます。
続けられるフォーマットを作る
テンプレートにしてテンプレートから外れた事はしないようにする。
テンプレートから外れるほど時間がかかります。
続けている人にアドバイスをもらう
- SNSを使ってDMでメンターのお願いをする(相手のメリットも考える)
- 交流会に参加してプロにアドバイスをもらう
- テーマに沿った懇親会を開いて情報のハブになる(情報がたくさん集まる)
学校に通うのは搾取されるので、おすすめしません。
自分に合った媒体を選ぶ
YouTubeが難しければブログ、ブログが難しければX、Xがダメならポッドキャストなど自分がストレスなく続けられる媒体を選ぶことです。
僕の場合はブログでした。
楽な作業方法を見つける
- タイピングが苦手なら、音声入力で文字にする。
- 一から自分で捻りだそうとせず、他人のブログやYouTubeを見てインスピレーションを付けて作業をする。
- 得意なところまでやって苦手なことは人に任せる。
- 好き勝手書いて生成AIに整形を任せる。
こうふうに、続けられる自分の勝ちパターンを見つけてください。
まとめ
ブランディングの本質は、「信頼」という部分です。
信頼は「誰が」ということが重要です。
良い商品やサービスを提供するのは当然として、それを誰が、どのように伝えるかが重要なんです。
いきなりブランディングは作れませんので、継続的に情報発信し続けることで、少しずつ知名度と信頼性を高められます。
一朝一夕にはいきませんが、コツコツと積み重ねていけば、必ず結果は出てきます。
みなさんも、自分なりのできることから情報発信を考えてみてください!
1984年神奈川県足柄上郡生まれ。
大事なのは売上より利益です。脱・価格競争コンサルタントとして、できるだけ広告費を減らしながら売上を増やせる方法をお伝えしています。