今回は、よく聞くけどなんだかよくわからない「マーケティング」について、わかりやすく解説していきます。
特に、これから起業を考えている方や、ビジネスを始めたばかりの経営者の皆さんに役立つ内容です。
マーケティングって難しい?
正直に言うと、マーケティングって結構わかりにくい言葉ですよね。
僕も最初は苦手でした。
なぜかというと
- 抽象的な言葉
- 人によって意味が違う
- 範囲が広すぎる
例えば、「マーケティングって何?」って聞くと、人によって全然違う答えが返ってくるんです。
- 「見せ方だよ」
- 「市場を知ることだね」
- 「売れる仕組みを作ることでしょ」
どれも正解なんですが、これじゃあ混乱しちゃいますよね。
じゃあ、マーケティングって結局何?
僕なりの定義を言うと、マーケティングは「持続可能な会社を作ること」です。
つまり、運やまぐれに頼らず、安定的に売上を上げ続ける仕組みを作ることなんです。
例えるなら、毎日釣りに行って魚を捕るのではなく、魚が勝手に網に掛かる仕組みを作るようなものです。
マーケティングのメリット
- 売上が安定する
- 自動化できる部分が増える
- コストが下がる
- 利益率が上がる
結果として、会社が長く続けられるようになるんです。
人の力がまだまだ重要!
最近はAIがすごく進化していますよね。
でも、マーケティングの世界では、まだまだ人の力が大切なんです。
なぜかというと:
- 顧客の立場に立って考えられるのは人
- 新しい価値を生み出せるのは人
- 「買ってよかった」と思わせられるのは人
例えば、お弁当屋さんを始めたとしましょう。
AIは既存のレシピを組み合わせることはできても、「この街の人はどんな味が好きかな?」とか「どんなお弁当だったら喜んでもらえるかな?」って考えるのは、やっぱり人なんです。
マーケティングの本当の始まり
実は、マーケティングの始まりは意外なところにあります。
それは…人です!
具体的には:
- どんな人を採用するか
- どんな教育をするか
- どんな評価制度にするか
これらも全部マーケティングの一部なんです。
自社に合った人材を採用できれば、自社らしい商品開発や自社らしいサービスに貢献しれてくれるでしょう。
人材は資産であり、人材はマーケティング資産ですね。
損益計算書には載りませんが、人材は立派な資産だと思います。
まとめ:マーケティングは会社の全て
結局のところ、マーケティングって会社の活動全部を含んでいるんです:
- 組織構造
- 経営戦略
- 人事戦略
- 採用戦略
- 教育システム
- 企業理念
- 組織風土
- 広告
これら全てが、持続可能な会社を作るための「マーケティング」なんです。確かに、マーケティングってわかりにくい言葉かもしれません。
でも、「お客さんに喜んでもらえる会社を作ること」って考えれば、少しはイメージしやすくなりませんか?
みなさんも、自分の会社や商品のことを考えるとき、「どうしたらお客さんに喜んでもらえるかな?」って視点で見てみてください。
それが、マーケティングの第一歩になるはずです!
1984年神奈川県足柄上郡生まれ。
大事なのは売上より利益です。脱・価格競争コンサルタントとして、できるだけ広告費を減らしながら売上を増やせる方法をお伝えしています。